日本脳炎予防接種の救済措置について
更新:2023年3月30日
ワクチンによる副反応を疑う事例があったことから平成17年5月より積極的な勧奨を差し控えていた日本脳炎の予防接種について、新しいワクチンが開発され、その有効性・安全性が確認されたため、平成21年6月より新ワクチン(乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン)での接種が開始となっています。
勧奨差し控えにより、幼児期に受ける第1期3回の接種および、10歳前後で受ける第2期1回の接種済んでいない方は、以下の対象者に限り、救済措置として公費で接種することができます。
対象者
平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれで、1期3回・2期1回の接種が済んでいない方
(接種日に20歳未満の方)
救済措置対象の方は、予診票・説明書をお渡ししますので、母子健康手帳または接種歴がわかるものを持参の上、保健センター窓口へお越しください。
乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンによる副反応について
主な副反応は、発熱、腫れ、じんましん、発疹などがあります。
その他予防接種との因果関係の有無にかかわらず医療機関から報告された重篤症例の発症頻度は0.0007%でした。