平成31年度当初予算
更新:2019年4月15日
一般会計は、271億1,000万円で対前年度比6億8,000万円(2.6%)の増額。特別会計と合わせた予算総額は、433億7,290万円となり、同比5億5,140万円(1.3%)の増額となっています。
経常収支比率改善を念頭に、徹底した収支改善に取り組みながら、市民の安全・安心に関わる事項など喫緊の行政課題に対しても適切に対応していく方針の下、編成しました。
- 目次
一般会計予算の概要
歳入内訳
- 市税は、個人市民税及び固定資産税の増を見込み、1億9,600万円増(1.8%増)
- 国庫支出金は、障害者自立支援給付費負担金等の民生費国庫負担金の増などにより、3億200万円増(7.5%増)
- 市債は臨時財政対策債等の減により、1億7,500万円減(8.8%減)
区分 | 説明 | 平成31年度 | 平成30年度 |
増減率 |
---|---|---|---|---|
市税 | 市民の皆さんが市に納める税金(市民税、固定資産税、軽自動車税など) | 111億4,800万円 | 109億5,200万円 |
1.8% |
地方譲与税・ 地方交付税など |
国に納める税金の一部を交付されるもの(使い道は決めれらていません) | 42億3,270万4千円 | 41億5,500万円 |
1.9% |
国庫・県支出金 | 国や県に納める税金の一部を交付されるもの(使い道が決められています) | 63億887万8千円 | 57億8,104万9千円 |
9.1% |
分担金及び負担金 | 特定の事業に必要な経費の一部を、利用者の利用内容に応じて負担していただくもの | 5億6,336万円 | 5億1,297万1千円 |
9.8% |
使用料及び手数料 | 市の施設などを利用する際に支払うお金 | 4億7,830万4千円 | 4億4,726万5千円 |
6.9% |
繰入金 | 目的をもって積み立てていたお金(基金)を取り崩したもの | 14億4,092万5千円 | 14億4,064万5千円 |
0.0% |
市債 | 銀行などから借りるお金 | 18億1,710万円 |
19億9,210万円 |
△8.8% |
そのほか | 上記以外のもの(寄附金や繰越金など) | 11億2,072万9千円 | 11億4,897万円 |
△2.5% |
合計 | 271億1,000万円 | 264億3,000万円 |
2.6% |
歳出内訳
- 総務費は、文化センター会館棟耐震改修工事等により、8,011万8千円増(2.5%増)
- 民生費は、子育て支援の充実等、社会保障関係経費の増加により、6億8,625万円増(6.0%増)
- 教育費は、千代田中学校校舎大規模改造工事や小中学校におけるICT環境整備等により、2億9,113万1千円増(10.1%増)
区分 | 説明 | 平成31年度 | 平成30年度 |
増減率 |
---|---|---|---|---|
議会費 | 議員の報酬や議会運営などにかかる経費 | 2億8,515万7千円 | 3億394万円 |
△6.2% |
総務費 | 庁舎管理、市税の賦課・徴収事務、住民票発行、戸籍事務など、市役所の全般的な事務にかかる経費 |
32億7,595万2千円 | 31億9,583万4千円 |
2.5% |
民生費 | 高齢者・障害者の支援、子育ての支援、生活保護、福祉施設の運営などにかかる経費 | 120億9,192万6千円 | 114億567万6千円 |
6.0% |
衛生費 | 市民の健康の保持増進、生活環境の改善、公衆衛生、ごみ処理などにかかる経費 | 24億6,079万2千円 | 25億1,595万円 |
△2.2% |
農林水産業費 | 農林業の振興などにかかる経費 | 1億3,465万3千円 | 1億3,678万4千円 |
△1.6% |
商工費 | 商工業の振興と中小企業への支援、消費生活センターの運営などにかかる経費 | 1億1,917万8千円 | 1億2,149万3千円 |
△1.9% |
土木費 | まちの基盤整備を進めるため、道路、河川、住宅、公園などの整備・維持管理にかかる経費 |
21億3,168万4千円 | 23億3,755万7千円 |
△8.8% |
消防費 | 消防署、消防団や救急活動のための経費 | 11億4,069万8千円 | 11億4,369万9千円 |
△0.3% |
教育費 | 教育の振興、スポーツ・芸術文化の振興、文化財の保護など生涯学習を含んだ教育行政にかかる経費 | 31億7,315万5千円 | 28億8,202万4千円 |
10.1% |
災害復旧費 | 大雨、暴風、地震などの災害により生じた被害の復旧にかかる経費 | 200万円 | 200万円 |
0.0% |
公債費 | 事業を行うために金融機関などから借りたお金の返済金 | 22億5,480万5千円 | 23億4,504万3千円 |
△3.8% |
予備費 | 緊急に支出を必要とする場合に対応するための経費 | 4,000万円 | 4,000万円 | 0.0% |
合計 | 271億1,000万円 | 264億3,000万円 |
2.6% |
主な事業
1.だれもが健康でいきいき暮らせるまち | |
---|---|
|
19億1,252万2千円 |
|
4億2,423万円 |
2.安全・安心を実現するまち | |
|
3億7,394万円 |
|
7,180万円 |
3.豊かな心を育み学ぶ喜びを実感できるまち | |
|
2億4,790万4千円 |
|
3億4,994万8千円 |
4.みどりと都市が調和したうるおいのあるまち | |
|
6億4,053万円 |
|
6,060万1千円 |
5.にぎわいと活力にあふれるまち | |
|
7,194万4千円 |
|
6億5,119万9千円 |
6.ともに創る将来に向けて持続可能なまち | |
|
4,051万7千円 |
|
4,095万8千円 |
新規・拡充事業
事業名 | 名称 | 新規・拡充内容 | 予算額 |
---|---|---|---|
文化センター管理事業 |
文化センター会館棟他耐震補強等工事 他 |
文化センター会館棟の耐震補強工事を行います。また、当該工事の実施に伴い、工事監理と意図伝達の業務委託を実施します。 | 2億6,640万7千円 |
コミュニティ施設維持管理事業 |
大熊記念コミュニティセンター解体工事 |
施設の老朽化により使用停止していた大熊記念コミュニティセンターの解体工事を行います。 |
1,045万円 |
防犯対策事業 |
セーフティアドバイザー賃金 他 |
防犯ボックスの運営開始に伴い、セーフティアドバイザーとして勤務員3名を雇用します。 |
1,020万2千円 |
諸証明等発行事業 |
コンビニ交付システム構築委託料 他 |
マイナンバーカードを利用した住民票等のコンビニ交付サービスを導入します。 |
1,638万3千円 |
老人福祉施設整備事業 |
施設開設準備支援等事業補助金 他 |
千葉県介護施設等整備事業交付金を活用し、看護小規模多機能型居宅介護の整備を行う事業者に補助金を交付し、介護保険サービスの提供体制の充実を図ります。 |
3,863万4千円 |
保育所運営委託事業 |
保育所運営費委託料 |
私立保育園14園(うち平成30年度整備1園)に対し運営を委託します。 |
13億5,801万8千円 |
私立保育園運営費等補助事業 |
施設振興費等補助金 |
私立保育園等19施設(うち平成30年度整備1施設)に対して、施設振興費等補助金を交付します。 |
2億6,888万9千円 |
ごみ減量化・リサイクル推進事業 |
試用ごみ袋製造業務委託料 他 |
ごみ処理手数料制度の導入に伴い、制度周知を図るため、全戸配布用に試用袋及び袋の販売店一覧等の作成、封筒の印刷を行います。 |
334万7千円 |
道路管理事業 |
道路台帳電算化整備委託料 |
道路台帳図及び境界確定資料の電子化を行い、利用者の利便性向上を図ります。 |
1,300万円 |
外国語指導助手派遣事業 |
外国語指導助手報酬 他 | 外国語指導助手については、JETプログラムを活用し、外国人指導助手を9名に増員するとともに、日本人指導助手を1名雇用して、市内小中学校に配置し、英語教育の充実を図ります。 |
4,672万6千円 |
教育ネットワーク基盤整備事業 |
機械器具購入費 | 小中学校の校務用パソコン及び児童生徒用パソコン等を更新し、校務の効率化と情報教育の充実を図ります。また、学校教育相談室に学習用パソコンや周辺機器を整備します。 |
2億3,928万1千円 |
図書館管理運営事業 |
図書館外壁改修工事 | 経年劣化した図書館外壁改修工事を行います。 |
1,533万4千円 |
基金残高の推移
基金残高は、平成27年度末で83億5,810万7千円(うち財政調整基金残高:33億7,519万8千円)でしたが、平成31年度末で72億7,228万1千円(うち財政調整基金残高:20億7,482万2千円)となる見込みです。
また、市民一人あたりの基金残高は、平成27年度末で9万1千円でしたが、平成31年度末で7万7千円となる見込みです。
市債残高の推移
市債残高は、平成27年度末で223億9,822万2千円(うち普通債残高:82億9,752万3千円)でしたが、平成31年度末で210億9,118万2千円(うち普通債残高:63億5,784万1千円)となる見込みです。
また、市民一人あたりの市債残高は、平成27年度末で24万4千円でしたが、平成31年度末で22万4千円となる見込みです。
経常経費削減に向けた取組
- 職員人件費については、組織機構の見直しや再任用の任用形態の見直しにより前年度に比べ約23,400千円を削減しました。
- 経営改革会議を通じた収支改善への全庁的な取組みや、経常経費の一件査定などにより、約115,217千円を削減し、平成31年度当初予算編成に反映させました。
地方消費税交付金(社会保障財源分)の使途について
消費税引き上げに伴う、平成31年度予算における地方消費税交付金の増収分については、全額社会保障施策に要する経費に充当します。
(歳入)平成31年度地方消費税交付金予算額:14億6,500万円(うち社会保障財源分:6億5,300万円)
(歳出)社会保障4経費その他社会保障施策に要する経費:118億2,532万9千円
地方消費税交付金(社会保障財源分)の使途について(PDF:96KB)
都市計画税の使途について
平成31年度予算における都市計画税については、都市計画法に基づいて行う都市計画事業や土地区画整理法に基づいて行う土地区画整理事業に要する経費に充当します。
(歳入)平成31年度都市計画税予算額:6億1,150万円
(歳出)都市計画事業費等に要する経費:14億8,626万3千円
特別会計
区分 | 予算額 |
---|---|
国民健康保険 | 88億9,450万円 |
介護保険 | 60億4,770万円 |
後期高齢者医療 | 13億2,070万円 |
合計 | 162億6,290万円 |
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